記事入力 : 2008/08/22 07:58:29
ウォン安進行、1100ウォンまで下落の声も
◆根強いドル需要
サムスン証券のチョン・ミヨン氏は「最近ドル買いの勢いがあまりに強く、取引中に1-2ウォン一気に下落した後、急に反発したりする。輸出企業はウォン相場がさらに下落するとみており、手持ちのドルを売らずにいる。輸入業者は政府による市場介入を待っている」と指摘した。
需給面で見てもドル買い優勢は避けられない。チョン氏は「原油価格が1バレル=80ドルを超えた昨年10月から、韓国の輸入伸び率が輸出伸び率を上回っている。原油価格が100ドルを超えればドル需要が増えるしかない」と分析した。さらに世界的な景気低迷で8月の輸出実績も大きな改善は見込めず、9月以降冬にかけて原油輸入が増えることも負担になりそうだ。
農協先物のイ・ジンウ氏は「1060ウォンを割り込めば、1100ウォンまで容易に下落するかもしれない。市場にはドルの売り物がない」と指摘した。
◆為替相場安定は10月以降か
大信経済研究所のキム・ユンギ経済調査室長は「短期的にはウォンが下落するが、1060ウォンで為替当局が介入すれば市場は安定を取り戻す。長期的にはウォン相場の下落要因がなくなった」とみている。
原油価格と原材料価格が下落し、貿易赤字が縮小する可能性が高い上、最近のドル高は米国経済の回復によるものではなく、欧州と日本の景気低迷懸念によるもので、長期間持続するとは考えにくいことが理由だ。サムスン経済研究所マクロ経済室のクォン・スンウ室長は「長い目で見れば10-12月期か来年には、為替相場が現在よりもウォン高に振れるのではないか」と話した。
趙義俊(チョ・ウィジュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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