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巨大投資銀行買収に動く韓国銀行業界(上)

 産業銀行は米投資銀行4位のリーマン・ブラザーズの経営権獲得を目指したが、交渉は決裂した。リーマン・ブラザーズはサブプライム問題の直撃を受け、ウォール街で破産説が取りざたされている世界的な投資銀行だ。

 双方は8月初めまで水面下で交渉を続けてきたとされる。しかし、最終段階で交渉がまとまらず、産業銀はいったんリーマン・ブラザーズの株式取得を断念した状況だ。しかし、韓国の他の民間銀行主導でリーマン・ブラザーズの株式買収が再び検討される可能性は依然残っている。ある市中銀行の銀行長(頭取)は「韓国の金融機関が米国4位の投資銀行の買収に乗り出したこと自体が事件だ。10年前のアジア通貨危機で韓国が米国に手を上げた時に比べると、まさに様変わりだ」と話した。

◆リーマン・ブラザーズが発したSOS

 資金事情が悪化したリーマン・ブラザーズは今年初めから資金の「輸血」に乗り出した。特に数十億ドルから数百億ドルの資金を運用する国富ファンドを持つ中東国家や中国、韓国などに接触を試みた。業界関係者は「リーマン・ブラザーズだけでなく、米金融機関の大部分が国富ファンドに頼っている」と話した。

 しかし、中東や中国は米国との政治的関係を考慮すると、株式の譲渡先として適切ではないという見方がある。韓国の企画財政部高官は「イスラム国家の中東や競争関係にある中国が買収すれば、米国の企業情報がまるごと流出する可能性があるため、米政府が許可するだろうか」と疑問を投げかけた。

全洙竜( チョン・スヨン)記者

チョン・チョルファン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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