Print this Post Article Lists Back

大学生の危険なアルバイト事情(上)

 京畿道議政府のK大学に通うキムさん(22)=女性=は1カ月前、ソウル市麻浦区の「キス部屋」でアルバイトを始めた。今年2月に誕生したこのキス部屋は、女性従業員が男性客に「キス」だけをする所だ。場合によっては上半身へのタッチもOKだ。

 ここを訪れる人々は、1回30分を基準に4万ウォン(約4000円)を支払う。キムさんは「お客さんが支払う料金の半分が収入となる。1日8時間働いているが、10万ウォン(約1万円)は楽に稼げる」と打ち明けた。続けて「美容院で補助のアルバイトもしたが、1日12時間立ちっ放しで働いて時給はせいぜい4000ウォン(約400円)」と話す。

 このキス部屋の関係者は「午後班、夜間班に分かれており、従業員は12人程度ですべて大学生」と説明した。警察庁女性青少年課のホ・ハクム主任は「キス部屋で単にキスだけをする場合、処罰対象となるのかは微妙だ。しかし、もし性行為に類似した行為があるならば、明らかに取り締まりと処罰の対象となる」としている。

 アルバイト求人・求職サイト「アルバ天国」が先月、全国の大学生446人を対象にアンケートを実施した結果、二人に一人は風俗店など違法またはいかがわしい店でアルバイトをしたことがあると答えた。そしてその理由のトップは「授業料を稼ぐため」(29%)で、次は「小遣いを増やして余裕のある生活をするため」(25%)だった。

 江原道春川のK大学に通う4年生のカンさん(26)は、部屋をレンタルするアルバイトを行っている。恋人たちに部屋を数時間貸し、そのレンタル料を受け取るといった方式だ。カンさんは「他人の視線を気にしてモーテルなどを嫌う先輩・後輩や友人に貸している。時にはサイトに広告も出す。1回につき2万-5万ウォン(約2000-5000円)程度受け取り、1カ月に8-10回ほど貸している」と話した。

呉允熙(オ・ユンヒ)記者

ウォン・セイル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る