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韓国最古の映画館「団成社」が不渡り

映画の上映は当分継続

 ソウルの鍾路3街に位置する韓国最古の映画館「団成社」が不渡りを出した。

 団成社の主要取引銀行であるウリィ銀行は24日、「団成社は19日に、ウリィ銀行鍾路3街支店を支払場所とする15億ウォン(約1億4000万円)の小切手を決済できずに1回目の不渡りを出し、23日に不渡り処分とした」と明らかにした。

 団成社は2001年、単館だった映画館を10館のマルチプレックスシアターに改築し、05年にオープン。今年5月からはマルチプレックスシアター業界のCINUSと提携し、「CINUS団成社」として営業していた。

 しかし改築の過程で多くの資金を投入し、さらにCGV、メガボックス、ロッテシネマなど大手映画館との競争で後れを取ったことから経営が悪化。昨年110億ウォン(約10億円)の損失を計上した。2007年度の売り上げは44億ウォン(約4億円)で、前年比56%にすぎなかった。

 ウリィ銀行関係者は「団成社が自救策として建物売却を試みていたが、不動産景気の悪化と用途変更が困難な建物上の特性のため、うまくいかなかった」と話した。

 ただし、団成社での映画上映は当分続く見通し。CINUS関係者は「建物の所有者である団成社の会社法人が不渡り処分となったにすぎず、入居しているCINUSの映画館は運営していく」と説明した。

 1907年に公演会場としてオープンした団成社は1910年に映画館に転向。1919年10月27日に韓国初の映画『義理的あだ討ち』を上映した。以後、『アリラン』(1926年)『春香伝』(1935年)『冬の女』(1977年)『将軍の息子』(1990年)『風の丘を越えて‐ソピョンジェ(西便制)‐』(1993年)などを上映し、全盛期を謳歌(おうか)した。

チョン・チョルファン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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