「一部の左派がろうそくをたいまつに変えようとした」
詩人・金芝河氏がネット新聞に寄稿
金氏は9日付のネット新聞「プレシアン」に寄稿した『左翼に問う』と題する文の中で、「ろうそくは昔、われわれの祖母たちが裏庭で器に水を汲み、静かに祈りを捧げるときにともしていたもので、一方のたいまつは盗賊たちが金持ちの家を襲うときに高くかざしていたものだ」「つまりろうそくは新しい世の中を目指すものだが、たいまつは政権転覆を目指す革命のためのものだ。この二つは性格がまったく異なる」と指摘した。
金氏は自らが喪中にあったとき、弔問に訪れた左派の文化運動家たちが「われわれが市庁前広場で文化行動を組織した」と主張したことについて、「非常に不快な思いをした。“文化行動”を“組織した”だと? 組織したって? 文化を?」と自らに問いながら 「組織」というのは「人を欺く」という意味にもなると指摘した上で、次のような皮肉を書き綴った。「彼らはあの幼い子供たち、若者たち、女性たち、孤独な大衆たちが手にしたろうそくを利用した。つまり、ろうそくの波の中で聞くに耐えない数々の暴言を吐き、さらに自ら手にしていたろうそくを高く掲げたという事実。それを何か素晴らしいことのように自慢げに話す姿はあまりにも醜かった」
金氏は左翼運動家らに対して「彼らはなぜあのようになったのか」と問いかけ、「過去5年の前政権下で金や権力に味をしめたからだ。政治は片手間でただ遊んでいたのだ」と嘆いた。また一部左翼勢力による地位の独占を念頭に置いたかのように、「人をだますことはできない。今やすべてが明らかになる。ひどいケースでは、公的な文化関連の予算から多額を横領し、自分の借金の返済に充てるためにポケットに入れた人もいると聞いた」と指摘した。
「進歩は極左ではない」と主張する金氏は、「わたしは彼らの本質をこれまで5年間、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下で思い知った。マルクスの資本論を読んだこともなく、経済の“け”の字も知らない人たちが政権を握って遊んでいたのだ。それが原因で国の経済は今、崩壊しつつある」と非難した。
朴海鉉(パク・ヘヒョン)記者
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