Print this Post Article Lists Back

サッカー:決定力不足に泣く韓国、キーマンは李根鎬

 李根鎬(イ・グノ)=23、大邱FC=が、決定力不足に悩む韓国代表の救世主に名乗りを挙げた。

 李根鎬は11日、水原ワールドカップ競技場で行われたウズベキスタンとの親善試合で、1-0とリードした後半に出場。27分にペナルティーエリア左サイドからゴール右に正確に蹴りこみ追加ゴールを決め、40分にもソ・ドンヒョウンからのヘディングパスをゴールに結びつけた。結局韓国は3-0で完勝。李根鎬が代表でゴールを決めたのは、昨年6月29日に行われたイラクとの親善試合以降、1年4カ月ぶりで、許丁茂(ホ・ジョンム)監督就任以降初めてだ。

 李根鎬の活躍は、15日のアラブ首長国連邦(UAE)とのワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦を控えて決定力不足に悩んでいた韓国代表にとって、この上ない朗報といえよう。

 李根鎬は、大邱FCの突撃サッカーの中で素質が開花した。李根鎬は富平高卒業後、プロに直行。04年から仁川でプレーしたが、そのほとんどを2軍で過ごした。1軍での出場は8試合で、ゴールもアシストも記録できなかった。しかし大邱のピョン・ビョンジュ監督に呼ばれ大邱に移籍、すぐさま頭角を現した。昨年は27試合に出場し、10得点3アシストを記録。今年は12日現在、27試合に出場し13得点6アシストと、昨年の記録を上回った。国内組の得点ランクでは1位(全体では5位)につけている。

 「2点を奪われたら3点を挙げて勝つ」という大邱の攻撃サッカーは、FWの李根鎬が成長できる最高の環境だったといえる。「李根鎬はスピードとパワーが優れ、破壊力がある選手。試合に対する読みがさらに深まり、ゴール前でもう少し落ち着きを身に付けるようになれば怖いFWになるはず」とピョン・ビョンジュ監督。

 もちろん課題はある。李根鎬が挙げた得点はすべて親善試合での得点。決定力不足に悩む韓国の真のゴールゲッターになるためには、ピンチで得点を決める能力を示さなければならない。李根鎬は「ウズベキスタン戦では果敢にゴールを狙えという指示を受け、楽な気持ちで試合に臨んだ。大事な一戦となるUAE戦でも勝利に貢献したい」と意気込みを示した。

キム・ドンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る