▲政治部=金真明(キム・ジンミョン)記者

 5日夜、SBSの時事番組『キム・オジュンのブラック・ハウス』に出演した外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョウンファ)長官は実によく笑った。

 「ダンスが上手だという情報があります」という司会者の言葉に、康京和長官は「若いころはそうでしたね」と答え、「ハハハ」と笑った。「(国連に勤務した10年間、夫と離れて暮らしていて)良かったでしょ?」と聞かれると、「お互いに自由でしたね」と答え、また「ハハハ」と笑った。まるで、我が国には複雑な外交問題など全くないかのように思えたほどだった。

 さらに、「(ドナルド・トランプ米大統領に会ってみて)ちょっと変だと思う部分はなかったですか?」という質問に、康京和長官は「だからと言って、私がこの場でお話しできると思いますか?」と答えた。司会者が「あったんですね?」と問いただした時も、「あったと…」と言った時も、康京和長官は「ハハハ」と笑った。トランプ大統領が独特のスタイルを持っていることは誰でも分かる。しかし、康京和長官は、7日に訪韓するトランプ大統領を出迎えなければならない外交部の長官だ。このような会話が韓国の外交で何の役に立つのか、理解に苦しむ。

 康京和長官は、これまで自身が不当な扱いを受けてきたと考えていたようだ。同長官は「どうしてしょっちゅう、このような(コリア・パッシングなどの)話をするのでしょうか。欧州連合(EU)高官にも会い、ブリュッセルで外相らにも会ったが、『韓国の立場を支持する』と公に話しているのに」と語った。アジア5カ国歴訪中の米大統領が4カ国では2泊3日過ごすが、韓国には25時間しか滞在しなくても平気なようだ。康京和長官はまた、「『女性だから安保意識がない、対北朝鮮観がない』とよく言われます」とも話した。だが、それは「女性だから」だろうか。「戦争はいけない」と言いながら、「生存背のう(非常持ち出し袋)」が何なのかを知らず、「戦術核再配備は検討したことがない」と言いながら、「戦術核」が何なのかを知らなければ、同長官の安保意識が問題視されても仕方がない。

 この番組は、週末の二日間にわたり放送された。康京和長官が出演する前日夜の放送で、司会者は「トランプ大統領は『構ってちゃん』だと思う」と言った。康京和長官の発言内容はさておき、外交部長官がなぜこのような時期に、よりによってこんな番組に出演したのか疑問だ。

ホーム TOP