日産自動車のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ムラーノ」を購入した韓国のある消費者が、購入から10日で計器盤が故障して車が道路の真ん中で立ち往生するトラブルがあったにもかかわらず、日産がきちんと修理していないと主張していることが分かった。

 Aさん(53)は今年9月23日、日産の全州展示場で「ムラーノ」の新車を購入。10日後の10月2日、Aさんがムラーノを運転中、突然車が道路の真ん中で止まってしまった。このとき計器盤は正常だった。総走行距離は989.4キロメートル、ガソリンメーターも1メモリより上を指しており、走行可能距離は107キロと表示されていた。Aさんは自動車営業代理店に電話して状況を説明し、代理店の指示通りに保険会社の緊急ロードサービスを呼んだ。確認したところ、ガソリンがなくなっており、Aさんは車を日産のサービスセンターに預けた。

 サービスセンターは「ガソリンの量をチェックするセンサーが誤作動した」としてセンサーを交換すると説明した。センサーが故障していたため、ガソリンがなくなっても計器盤には何の異常も現れなかったのだ。Aさんは「米国で部品が予定通りには船積みされなかったとして、サービスセンターは11月17日にようやく修理を始めた」と話した。

 しかし、整備後も車の計器盤にはエンジン系統の異常を示すランプがついた。Aさんは「整備士たちがあちこち点検してくれたが、そのときは計器盤の故障と言っていた」と話した。現在、Aさんの車は修理に必要な部品が調達できず、購入から2か月たつのに修理が終わっていない状態だ。Aさんは「車は出荷されたときから問題があったのだから、新車に交換してほしい」との立場だ。

 これに対し、韓国日産側は「問題の計器盤関連の部品は頻繁に使われるものではなく、輸入して入荷されるまでに時間がかかる」として「顧客の不便を最小限に抑えるために努力している」とコメントした。

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