アジア・サッカー連盟(AFC)主催U-23(23歳以下)選手権で準優勝したベトナム代表チームが28日、首都ハノイ市内に現れると、赤い波がうねった。すでに空港から始まっていた交通渋滞はハノイ中心部で絶頂に達した。ベトナム・サッカー界の奇跡を生んだ代表チームと朴恒緖(パク・ハンソ)監督(59)が乗った2階建てバスの回りに多くの市民が集まり、金星紅旗(ベトナム国旗)を振った。そして、太極旗(韓国国旗)を掲げる人も所々目に付いた。

 朴恒緖監督と選手団は同日、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と会った後、国立競技場で行われた記念行事に出席した。地元メディアは、東南アジアサッカー史上最高の成績を挙げたベトナム代表は1級労働勲章、朴恒緖監督、MFグエン・クアン・ハイ、GKブイ・ティエン・チュンは3級労働勲章を与えられることになったと報じた。

 朴恒緖監督率いるベトナム代表は27日、中国・常州でウズベキスタンとU-23選手権決勝戦を行った。オーストラリア・イラク・カタールなどアジアの強豪を抑えて最終関門に進出したベトナムの勢いはすばらしかった。しかし、体格的に上回るウズベキスタンとの対戦では終始苦戦を強いられた。スタジアムを覆った大雪も問題だった。除雪作業のため前半終了から1時間後に後半が始まるほど雪がたくさん降った。1年を通して気候が温暖で、雪をめったに見たことがないベトナムの選手たちにとって、「雪上サッカー」はそれだけで大きな課題だった。1-1のまま突入した延長戦でベトナムは終了直前にゴールを許し、涙をのんだ。試合後、朴恒緖監督は「応援してくださったファンに申し訳ない。だが、選手たちは全力を注ぎ、時には限界を超えようとベストを尽くした」とねぎらいの言葉を口にした。

 

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