米国のトランプ大統領の長女、イバンカ補佐官が25日の平昌冬季五輪の閉会式に出席することが6日分かった。米国CNNテレビがホワイトハウス関係者の話として伝えた。トランプ大統領と米国オリンピック委員会の要請によるものだという。

 トランプ大統領はこれまで何度も文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、平昌五輪に自身の家族を派遣する意向を伝えていた。イバンカ氏は先月29日、ツイッターに「もうすぐ始まる冬季五輪に向けた準備をしている」と書き込んでいた。

 特別な事情が発生しない限り、イバンカ氏の閉会式出席はほぼ間違いないとみられる。イバンカ氏は昨年11月のトランプ大統領の来韓に同行する予定だったが、スケジュールの都合で日本だけを訪問していた。韓国外交部(省に相当)の関係者は「米国から公式の通知はまだ来ていないが、今後適切な時期に米国が公式発表するとみられる」と語った。

 イバンカ氏が出席することになれば、平昌五輪に対する国際的な関心も高まるものとみられる。韓国政府は習近平中国主席の閉会式出席の可能性も排除しておらず、外交ラインを通じて接触を続けている。今のところ中国は習主席の代わりに副首相級以上を閉会式に派遣する意向だという。しかし次の冬季五輪の開催国が中国であることから、韓国政府は習主席の来韓が実現するよう注力している。

 イバンカ氏の閉会式出席が、北朝鮮の高官級の来韓メンバーに影響を与える可能性があるとの見方もある。北朝鮮は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員を高官級代表団の団長として派遣すると通知してきたが、代表団の3人は現在のところ確定していない。イバンカ氏の来韓に合わせて金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が自身の妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長や正恩氏の「右腕」の崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長を派遣するとの見方も出ている。これについて峨山政策研究院の崔剛(チェ・ガン)副院長は「北朝鮮の高官級が誰であれ、イバンカ氏と会えるかどうかは疑問だ」として「むしろ韓国メディアの関心がイバンカ氏に集中することを北朝鮮は喜ばないかもしれない」と指摘した。

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