平昌冬季五輪のスタッフの間で発生したノロウイルスの集団感染が拡大の様相を見せている。江原地方警察庁は7日、五輪の現場パトロール業務に当たっている女性警察官12人がノロウイルスに感染したと発表した。同庁によると江陵嶺東大学の宿舎に滞在していた女性警察官12人が6日に下痢やめまいなどの症状を訴えて病院で検査したところ、全員がノロウイルスに感染していることが確認され、すぐに隔離された。これにより、ノロウイルスと確定した患者は32人から40人以上に増えた。

 警察は宿舎周辺を消毒するとともに、寝具や装備を全て交換するなど感染拡大防止に乗り出した。女性警察官たちは先月31日からメディア村のパトロールに当たっており、江陵嶺東大学内の宿舎に1部屋2人ずつ宿泊していたことが分かった。宿舎は五輪組織委ではなく警察が独自に確保していたという。警察関係者は「感染が確認された警察官たちの所属する部隊はこの日に別の部隊と勤務を交代する予定だったため、業務の空白は生じなかった」と説明した。

 保健当局は現時点で、女性警察官たちのノロウイルスの感染経路について把握できていない。疫学調査の結果、感染者たちから検出されたウイルスの遺伝子型はそれぞれ異なっていたという。これは、感染者たちがそれぞれ別の感染源から感染したことを意味する。保健当局の関係者は「遺伝子型が全員異なることから、特定の場所の水や飲食物が原因ではなく、さまざまな汚染源を通じて感染したとみられる。このため感染予防に向けた危険要因の特定が困難な状況だ」と話した。

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