オリンピックに参加する選手たちにも、「記念撮影」は欠かせない。練習をしていても、競技場のあちこちで記念写真を撮ったりしている。オリンピックに参加すること自体、アスリートとして非常に光栄なことと考えているようだ。

 スピードスケートのリンクで練習を終えたチェコの選手らが、ポーランドの選手に携帯電話を渡し、記念写真を取って欲しいと頼んだ。ポーランドの選手はアングルを決めるため、遂には氷の上で横になった。リンクの天井に掛けられている大型の五輪旗を背景に収めようとしたら、横になって撮らないとアングルが決まらないからだ。このとき、トラックを熱心に周ってコーナリングをしていた別のポーランドの選手が、「待て!(Wait!)」と言って、練習を止めて駆けてきた。そうして、一緒に写真を撮ろうと肩を組んだ。最終的にチェコの女子選手に挟まれて記念写真を撮ったポーランドの選手は、満足そうな表情を浮かべて再びコーナリングを始めた。国が違う選手同士が作り出すエピソードに触れることも、オリンピックの楽しみの一つだ。

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