【平昌聯合ニュース】2018年平昌冬季五輪は9日午後8時、韓国北東部の江原道・平昌オリンピックスタジアムで開会式を行い、17日間の祭典の幕を開けた。

 韓国で五輪が開催されるのは1988年のソウル五輪以来30年ぶりで、冬季大会の開催は初。
 「一つになった情熱(Passion,Connected)」をスローガンに開かれる平昌五輪には、冬季五輪史上最多の92カ国・地域から2920人の選手が参加し、冬季大会で最多となる102個のメダルをかけて熱い争いが繰り広げられる。
 開会式は「ピース・イン・モーション(Peace in Motion)」をテーマに、世界の人々と一緒に行動で平和を築いていくとのメッセージを投げ掛けられた。今大会に北朝鮮が参加することで、世界に残る最後の分断国で開かれる平昌五輪の「平和五輪」としての象徴性が一層際立った。

 南北の選手団が朝鮮半島旗を手に合同入場すると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領や国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長をはじめ、北朝鮮高官級代表団として来韓した金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長や金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長も立ち上がって拍手を送った。
 国際大会の開会式での南北合同入場は00年のシドニー五輪以来10回目で、07年の長春冬季アジア大会以来11年ぶり。旗手は韓国のボブスレー男子のウォン・ユンジョン選手と、北朝鮮アイスホッケー女子のファン・チュングム選手が務めた。
 続いて文大統領が開幕を宣言。花火が上がり、平昌冬季五輪が公式に開幕した。
 聖火リレーの最終ランナーとして登場し、聖火台に点火したのは2010年のバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさんだった。
 白いドレスにスケート靴姿で登場したキムさんは、アイスホッケー女子の南北合同チームの韓国代表パク・ジョンア、北朝鮮代表チョン・スヒョン両選手から聖火を受け取り、聖火台に点火した。
 昨年10月にギリシャのオリンピア遺跡で採火された聖火は同11月1日に韓国到着後、101日間にわたる聖火リレーで全国各地を巡った。 

 開会式前には、北朝鮮主導の国際テコンドー連盟(ITF)所属の演武団と韓国主導組織の世界テコンドー連盟(WT)演武団の合同公演も開かれた。

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