文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日夜10時から30分間にわたりドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、平昌冬季五輪を機に行われた南北間接触と米朝間非核化対話問題を説明した。文大統領は「北朝鮮代表団訪韓時に話し合った内容を確認するため、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の特使で妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長に対する答礼訪問の形で、対北朝鮮特使を近く派遣する計画だ」とトランプ大統領に伝えた。尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が明らかにした。

 韓米首脳による電話会談は2月2日以来、27日ぶりだ。文大統領がトランプ大統領に対北朝鮮特使計画を事前に伝えたことで、南北間の特使交換が間もなく実現することになった。大統領府関係者は「特使派遣は予想よりもかなり早い時期に行われるだろう」と、3月訪朝の可能性に言及した。

 文大統領は、トランプ大統領が平昌五輪にマイク・ペンス副大統領と同大統領の長女・イバンカ大統領補佐官を開会式・閉会式に派遣して平昌五輪成功を全面的に支援したことに感謝の意を表した。これに対してトランプ大統領は「平昌五輪は非常に立派に行われ成功した」と祝福した。文大統領は先月、北朝鮮代表団と会った際に交わした対話内容もトランプ大統領に説明したという。

 尹永燦秘書官は「平昌五輪期間中における北朝鮮の特使と高位級代表団の訪韓結果についてトランプ大統領と協議した。両国首脳は南北対話のモメンタム(勢い)を維持し、これを韓半島(朝鮮半島)非核化につなげるための努力を続けていくことにした」と述べた。文大統領はまた、米国が米朝間対話にもっと積極的になるよう要求したことが分かった。文大統領は先日、「米国は対話のハードルを下げるべきだし、北朝鮮は非核化の意志を示すべきだ」と述べた。大統領府関係者は「今後の南北関係改善と米朝対話のためにも、韓米首脳間のコミュニケーションが続くだろう」としている。

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