【ソウル聯合ニュース】女性秘書から性的暴行を受けたと告発され韓国・忠清南道知事を辞任した安熙正(アン・ヒジョン)氏が、8日午後に同道の庁舎で予定していた記者会見を急きょ取りやめた。

 安氏は同日午後1時ごろ、側近のシン・ヒョンチョル前知事秘書室長を通じて記者に送った携帯電話メッセージで「検察に出頭する前に国民に謝罪するつもりだったが、早いうちに検察に出頭して誠実に捜査に協力することが優先だと判断し、記者会見を中止した」と伝えた。また、「検察は早く私に出頭を命じてほしい。(捜査に)誠実に臨む」とした。
 安氏の秘書は5日、報道番組に出演し、同氏から繰り返し性的暴行を受けたと告発した。安氏はフェイスブックで謝罪し、知事を辞職して政界から引退すると表明。道議会は6日、辞表を受理した。検察はこの秘書の告訴を受け、安氏に対する捜査に乗り出している。
 安氏は、同道の住民らに直接謝罪すべきとの批判が噴出したことを受け、8日午後3時から会見して性的暴行疑惑に関する自らの立場を明らかにするとしていた。一部では、自身が設立したシンクタンクの女性職員に対する暴行疑惑が7日夜に新たに報じられたことが負担になり、中止したとの見方もある。
 安氏は与党「共に民主党」の有力政治家で、与党の次期大統領候補の一人としても名前が挙がっていた。

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