【萬物相】姿を消しゆく乙支路の老舗

2019/01/26 05:02

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 夏には午前11時すぎから行列ができた。流れ出る汗をぬぐいながら、冷麺を食べたい一心で20-30分間並んで待った。ソウル市の乙支路3街工具店通りの乙支麺屋(ウルチミョンオク)だ。白髪の北朝鮮出身者も多かったが、平壌冷麺を愛する若い会社員も少なくなかった。牛肉スープにトンチミ(水キムチ)を混ぜたスープに盛られたそば粉の麺のあっさりとした味には中毒性があった。シーズンには週に3-4回通う同僚もいた。偏

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