【コラム】ソ連の宣伝を繰り返した光復会長

2021/07/11 06:46

 歴史の1次資料を解釈する際には必ずその文書が出る前後の状況、そして文書を作成した人物の意図を綿密に確認しなければならない。仮に第2次世界大戦当時、周辺国を侵略したナチス・ドイツが「民衆を圧制者から解放するために進軍した」とする布告文を発表した場合でも、これをそのまま信じる人間はいないだろう。

 ところがそのような人間が光復会の会長を務めている。光復会の金元雄(キム・ウォンウン)会長は先日行った高校..

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