日本に連れ去られた朝鮮陶工の子孫、15代沈寿官さんが424年ぶり韓国で墓参り

2022/07/11 10:31

▲日本の陶磁器の名匠、15代沈寿官さんが9日、京畿道金浦市で先祖の墓参りを行った。/聯合ニュース

 朝鮮の陶工・沈当吉(シム・タンギル)の子孫の第15代沈寿官(シム・スグァン)さん(62)が9日、京畿道金浦市大串面の青松沈氏の墓を訪れ参拝し、告由祭(家内の重大事を先祖に伝える儀式)を執り行った。沈寿官家は先祖の沈当吉が1598年の丁酉(ていゆう)再乱(慶長の役)の際に全羅北道南原で日本軍に捕らえられ、現在の鹿児島県に連れ去られてからも400年以上にわたり代々陶工を続け、日本で有名な薩摩焼を興し..

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