22日のソウル株式市場で、サムスン電子の株価は前日比2.4%高となる141万7000ウォンで引け、過去最高値を更新した。対照的に、サムスン電子と世界各地で特許訴訟を争うアップルの株価は、創意性が低下したとの評価から下落している。
サムスン電子の株価は今年5月2日に付けた大引けベースでの最高値(141万ウォン)を半年ぶりに更新した。ザラ場では一時141万9000ウォンまで上昇した。
サムスン電子の株価は、今年8月にアップルとの特許訴訟で米国の裁判所の陪審団がアップルの主張を支持し、上昇ペースが鈍ったが、世界的にサムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話端末)販売が伸び、9月以降は再び上昇基調に乗った。
KDB大宇証券のソン・ジョンホIT(情報技術)業界担当責任者は「サムスン電子は今年、ギャラクシーノート、ギャラクシーS3、ギャラクシーノート2など多彩な製品群を発表し、世界のスマートフォン市場でシェアを32%まで高め、アップルのシェア(21%)を上回るとみられる」とした上で「強い市場支配力からサムスン電子の増益が見込まれるとして、投資家が買いに走っている」と指摘した。
一方、アップルの株価は今年8月に米国での訴訟で有利な評決が出た後、9月19日に702.10ドルの最高値を付けたが、その後は下落を続けている。21日のナスダック市場でアップルの株価は最高値から20%低い水準の561.70ドルで引けた。
アップルの株価が下落する理由としては、iPhone5の供給障害、米国を除く国での特許訴訟敗訴、タブレット端末のシェア低下などさまざまな理由が指摘されているが、創意性が低下したとの主張も浮上している。アップルの新製品であるiPhone5、iPadミニが市場の期待ほど創意性を発揮できなかったとの評価だ。