患者に「タメ口」でトラブル、医師刺され重傷 /大邱

 7日午前10時20分ごろ、大邱市寿城区の精神科病院でカウンセリングを受けていた患者(52)が院長(54)の腹部を登山用ナイフで刺し、重傷を負わせる事件が発生した。院長は病院に搬送され縫合手術を受けており、命に別状はないという。

 この患者は警察の取り調べに対し「医師がカウンセリング中に何度もタメ口を使い、腹が立ったので刺した」と供述したという。殺人未遂容疑で留置場に収監されたが、意味不明の言葉を発することもあり、取り調べができない状態とされる。

 患者は統合失調症で数年前からこの病院に通っており、昨年10月にも「なぜ敬語を使わないのか」と医師を責め立てたことがあったため、警察はこれを根に持った計画的な犯行とみている。

大邱=崔宰薫(チェ・ジェフン)記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい