キム・ヨナ「最悪の出来」も今季最高点でSP首位=五輪

【ソチ聯合ニュース】ソチ冬季五輪は第13日の19日(現地時間)、フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が行われ、五輪2連覇を狙う韓国のキム・ヨナが今季SP最高となる74.92点をマークし首位に立った。2位はロシアのソトニコワ(74.64点)、3位はイタリアのコストナー(74.12点)。優勝候補に挙げられていたロシアのリプニツカヤは65.23点で5位、日本の浅田真央は55.51点で16位だった。

 韓国の金海珍(キム・ヘジン)は54.37点で18位、朴韶妍(パク・ソヨン)は49.14点で23位。ともに五輪初出場だが、24位以内に入り20日のフリー進出を決めた。

 ◇ヨナ 首位発進も「最悪の出来」

 3組5番目となる17番目に登場したキム・ヨナは、演技前は緊張した表情だったが、冒頭の連続3回転ジャンプを決めると、その後も大きなミスなく確実に加点していった。技術点は39.03点で演技点は35.89点。

 今季のSPはミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の「悲しみのクラウン」。明確なキャラクターを表現せずに繊細な感性を優雅に表すはずが、この日は表情が硬かった。演技終了後こそ安どの笑顔を見せたが、直後のインタビューでは悔しさをにじませた。

 ウォーミングアップのときから緊張して、足が動かなかったといい、「これまでのショートプログラムで今日は最悪だった」と話した。緊張した理由については「私も人間だから」と首をかしげたが、気持ちを強く持って競技に臨んだという。

 20日のフリーに向けては「今日のようなことにならないか心配」と話したが、「ひきずらずに明日は明日のことを考えてベストを尽くす」と気持ちを切り替えようとしていた。

 今大会が現役最後となる前回五輪女王。2位、3位との差は僅かだが、最悪の出来でのSPトップは実力の違いの証し。これまで何度も大一番での勝負強さを見せてきた。フリーではフィギュアスケーターとしての集大成を披露するつもりだ。

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