ソチ五輪:ソトニコワに「加点水増し」?

フリーの点数、1カ月で18ポイントアップ
キム・ヨナとソトニコワの採点比較
-技術点の5.85点差が勝敗分ける
ソトニコワの失敗ジャンプにも多くの加点
-プログラム構成点で悪意ある判定
キム・ヨナに5部門全てで9点未満付けた審判も
9人中7人が欧州の審判
露スケート連盟事務総長夫人、八百長判定の前科ある審判も


 5.76点。キム・ヨナ(23)が21日未明(韓国時間)に行われたソチ冬季五輪フィギュアスケート女子フリーで、ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)につけられた点差だ。

 最終24番目に滑走したキム・ヨナは144.19点で2位、21番目だったソトニコワは149.95点で1位になった。前日のショートプログラム(SP)ではキム・ヨナが74.92点で1位、ソトニコワは74.64点で2位と、キム・ヨナの方が0.28点上回っていたが、フリーで逆転された。最終的な結果はソトニコワが合計224.59点で金メダル、キム・ヨナは219.11点で銀メダルだった。

■技術点の疑問
 ソトニコワは2011年に江原道江陵で行われたジュニア世界選手権の優勝者だ。だがそれ以降、シニアの主な国際大会では優勝がなかった。フリーに弱かったからだ。11-12年シーズンから今回の五輪直前まで国際スケート連盟(ISU)主催大会のフリーに12回出場したが、最高点は先月の欧州選手権での131.63点だった。波が激しく、100点台-120点台を行ったり来たりしていた。昨年12月のISUグランプリ(GP)ファイナル(福岡)では2回転倒し、104.92点にとどまった。

 ジャンプではトリプルルッツが苦手だった。ルッツは3回転ジャンプの中で基礎点が6.0点と最も高く、片足のアウトエッジ(外側のスケートの刃)で跳ばなければならないので非常に難しい。ソトニコワは今季に入ってトリプルルッツを6回試みたが、そのうち5回はロングエッジ(Wrong Edge、誤ったエッジ)」と判定されていた。エッジの方向が間違っているということだ。21日のルッツでも左足を外側に曲げ、ジャンプ直前に再び足をまっすぐにする様子が見て取れる。だが、ロングエッジの指摘はなかった。また、トリプルフリップ+ダブルトウループ+ダブルループの最後のジャンプが乱れて中途半端な姿勢になり0.9点減点された。

 ほかのジャンプは非の打ち所がなかった。ソトニコワは全部で七つのトリプルジャンプ(連続ジャンプを含む)を試みた。キム・ヨナよりも一つ多かった。キム・ヨナはトリプルループの成功率が落ちると判断、トリプルルッツ、フリップ、トーループ、サルコーだけでジャンプ要素を構成した。2010年のバンクーバー五輪の時もそうだった。

 ジャンプの得点だけを見ると、ソトニコワの方がキム・ヨナより3.33点高かった。また、ソトニコワはスピン三つとステップの課題を全て最高水準のレベル4と認められた。キム・ヨナはレイバックスピンとステップがレベル3で、技の出来栄え点(GOE)も期待するほど得られなかった。その結果、技術点合計でソトニコワが75.54点、キム・ヨナが69.69点と、ソトニコワの方が5.85点上回った。ここで事実上、勝敗が分かれた。

ソチ=成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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