「東方礼儀の国」の無礼な飲食店マナー

外国人が見た韓国の飲食店
-何かにつけて「ここ早く!」呼び出し
礼儀正しいはずの韓国人が飲食店では急変
料理代の元を取っているだけ…「お客様は王様」に異議あり
-食後のドタバタはもっと衝撃的
外交官らエリートでも紙コップを灰皿代わり、酔客なぜ多い?

■店員が客の料理にツバ吐いたとしても…

外国人「客と店員は平等な立場」

 韓国の飲食店利用文化に接した外国人たちは「『お客様は王様だ』という考え方が見られる韓国人の態度は合理的でない」と話す。日本では「お客様は神様です」と言うが、韓国では『お客様は王様だ』という。オランダで両親が飲食店を経営しているというラムさんは「私の国でも客がたまに無理な要求をすることがある。そういう時はできるだけ合わせようとする。だが、店員と客は基本的に金とサービスを交換する契約関係。韓国で店員が横柄な言葉を掛けられたり、汚い言葉を浴びせられたりしても、何も言わず我慢しているのは理解できない」と言った。

 マドセンさんは「デンマークでは客があまりにも横柄なら店員がサービスをせずに客を追い出す。サービスを提供する店員が客を王様だと考えるのは合理的だが、客が自分のことを王様だと思っているのには同意できない」と言った。ストラーダさんは「米国でも『客は常に正しい』というサービスの原則があるが、客は『店員も人格的に平等だ』という考え方に基づいて接している。店員をぞんざいに扱えば、その店員は客の料理にツバを吐くかもしれないことを誰が知っているだろうか」と問い返した。

チョン・ギョンファ記者
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