旅客船運航会社オーナーの身柄拘束へ=韓国検察

【安城聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没事故で、仁川地検特別捜査チームは21日午後0時10分ごろ、同船の運航会社・清海鎮海運の実質的なオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏が身を潜めているとされる京畿道・安城の宗教施設「クムス院」に入った。勾引状が出ている同氏と長男の身柄を確保して取り調べる方針。

 検察は同院に対する家宅捜索令状も執行し、兪氏一家の犯罪事実を裏付ける証拠を確保する考えだ。

 同院は兪氏が創設したキリスト教系新興教団の施設。当局の強制捜索に備え、同院に集まっていた教団の信者らの抵抗はなかった。教団は同日午前、声明を発表し、捜査に協力する方針を示していた。

 検察は兪氏が1000億ウォン(約100億円)以上を横領し、100億ウォン以上を脱税したなどの疑いがあるとして、自ら出頭するよう要請したが、兪氏は応じなった。

 検察は兪氏と長男らがペーパーカンパニーを設立し、数年間にわたり約30の系列会社からコンサルティング費用や商標権手数料、顧問料などを受け取り、写真家でもある兪氏の作品を高値で売り付けたとみている。

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