韓日海底トンネル、錦湖アシアナ会長が建設訴え

 錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長が、韓中日3カ国の観光活性化に向けて、韓国と日本を結ぶ海底トンネルの建設を主張した。

 全国経済人連合会(全経連)の観光委員長を務める朴会長は29日、ソウル市内のロッテホテルで行われた韓日観光協力会議に出席し「韓日海底トンネルは3カ国を一つの生活圏として結び付け、文化交流や交易などでプラスの効果を生み出すだろう」と述べた。

 朴会長は「長い期間を要しても、経済的波及効果が大きい韓日海底トンネルのような中長期的な課題を社会的に取り上げるべき」として、トンネル建設が韓国に54兆5000億ウォン(約5兆6000億円)の生産誘発効果と45万人の雇用誘発効果を生み出すとの研究結果にも言及した。

 この日の会議は全経連と日本の経団連が共同で開催し、ロッテホテルの宋容悳(ソン・ヨンドク)会長、アシアナ航空の金秀天(キム・スチョン)社長、日本観光振興協会の山口範雄会長など韓日の観光委員と韓国文化体育観光部(省に相当)のキム・ヒボム次官ら約30人が出席した。

チェ・ソンジン記者
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