沈没した旅客船「セウォル号」運航会社の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)前セモ・グループ会長(死亡)の次男で、事故に関する検察の出頭要請に応じずに米国に滞在している赫基(ヒョクキ)容疑者(42)が、ニューヨーク・ウォール街の大物弁護士を選任したことが分かった。ニューヨーク州南部連邦地方裁判所が5日発表したところによると、赫基容疑者はニューヨーク・マンハッタンの法律事務所に所属するショーン・ナウントン弁護士を弁護人に選任した。同弁護士は国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロス・カーン元専務理事による性的暴行事件で弁護人を務めた大物弁護士で、米国の大企業の最高経営責任者(CEO)や、ウォール街の大口投資家の代理人を引き受けてきたことで知られる。
ナウントン弁護士は、韓国の預金保険公社が赫基容疑者を相手取り、米国の裁判所に資産の没収を求めた訴訟で弁護人を務める。また、赫基容疑者の妻エリザベス・ユ氏と、兪炳彦前会長の写真の展示や販売を担当してきた系列会社「アヘ・プレス」の弁護人も引き受けている。