大韓航空前副社長の令状 あすにも請求=韓国検察

【ソウル聯合ニュース】大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が、自社機内で乗務員のナッツの出し方に激怒し、機内サービスの責任者を降ろして離陸を遅らせた問題で、捜査中のソウル西部地検が早ければ23日にも趙氏に対する令状を請求するものとみられる。

 ソウル西部地検は22日、趙氏の身柄の扱いを決めるため、参考人に対する聴取内容や押収物の分析結果、通信記録の捜査内容などを最終的に検討していると明らかにした。

 検察は趙氏が機内で騒動を起こし、乗務員と機内サービス責任者の事務長に暴言を吐き、暴行を加えた事実関係を一部認めているため、航空保安法違反、業務妨害などを適用する見通しだ。

 また、今回の事件がメディアに伝わった直後、同社の常務の指示により行われた事件隠蔽(いんぺい)の動きに趙氏も加わっていたとみて、証拠隠滅教唆容疑を追加する方針であることが分かった。

 検察は事実関係を確認するため常務の携帯電話を押収し、削除されたショートメッセージを復元した。復元された通信記録には常務が事務長らに対する措置や国土交通部の調査と関連して趙氏に報告した内容が含まれているとされる。

 常務はこれまでに3回、検察で事情聴取を受けた。事件を隠蔽するため証拠隠滅を主導した疑いについて一部認めているものの、趙氏の関与については否認している。

 だが、検察は趙氏が常務ら役員に直接指示していなくても、前後の状況の報告を受けていれば、証拠隠滅などについて黙認したものと判断できるとしている。

 検察は早ければ23日にも令状を請求し、趙氏の身柄を確保する方針とみられる。

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