日本の家族へ愛つづる 画家・李仲燮の手紙が韓国初公開へ

【ソウル聯合ニュース】韓国を代表する画家、李仲燮(イ・ジュンソプ、1916~56年)がたばこの箱の中にある銀紙に描いた作品や、日本人の妻、山本方子(まさこ)や子どもに送った絵入りの手紙が韓国で初めて公開される。

 ソウルのギャラリー現代で来年1月6日から2月22日まで、展示会「李仲燮の愛、家族」が開催される。同ギャラリーが23日明らかにした。 

 同展示会では米国のニューヨーク近代美術館(MoMA)に所蔵されている李仲燮の作品3点が初めて一般公開される。また李仲燮が遠く離れた家族に送った未公開の絵入り手紙約20点も紹介される。 

 初公開となる3作品は1955年当時、韓国に駐在していた米国人外交官が李仲燮の個展で購入したもの。李仲燮は絵のイメージが浮かぶと、たばこの箱の中にある銀紙に描いたという。 

 絵入りの手紙は朝鮮戦争のため、妻と子供を日本に送った後に作成されたもので、李仲燮が日本語で書いた手紙には家族に対する愛があふれている。

 また、日本では今月13日から李仲燮と妻、山本方子の国を超えた愛を描くドキュメンタリー映画「ふたつの祖国、ひとつの愛 ~イ・ジュンソプの妻~」が公開中だ。ギャラリー現代では、この映画を短く編集して展示会場で上映する。

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