<インタビュー>自民・二階氏 日韓国交正常化50年の前に首脳会談を

【ソウル聯合ニュース】自民党の二階俊博総務会長は24日までに、聯合ニュースのインタビューに対し、韓国と日本の首脳会談は国交正常化50周年となる6月22日(韓日基本条約の締結日)以前に開催されることが望ましいとして、両国の首脳が「政治決断」をする必要があると強調した。

 二階氏は今月中旬、国交正常化50年を記念し、日本の観光業界関係者ら約1400人を率い韓国を訪れた。13日には朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談し、両国関係の改善策などについて意見を交わした。

 以下は一門一答。

――全国旅行業協会の会長を務めているが、韓国を訪れる日本人観光客が減少している原因は。

「旅行に行こうと心に決めるときのきっかけは色々あると思うが、あの国に行ってみたいという憧れや、色々な物語を読んですばらしいと思う感情が大切だ。しかし、今の日韓関係は逆で、韓国が日本に対し怒りをぶつけるような状態だ。これでは観光交流も一般の人々の交流もうまくいかない。

 多くの人々が相互に交流し合うチャンスを作っていくということが大事だと判断したため、今回のことを計画した。1000人の参加を発表したが、1400人も参加してくれた。それ以上集まったら行事を行う場所がないということで1400人で打ち切ったが、本当はもっと多くの参加希望者がいた」

――日本人観光客を取り戻すためにはどういうことが必要なのか。

「まず、日韓が仲良くしなければいけない。その希望が日本の旅行者の間にもある。二言目に従軍慰安婦と言っても、歴史観がどうだということを言ってもだめだ」

――13日に行った朴大統領との会談で、元慰安婦が死亡する前に問題を解決するということで一致したということだが。

「朴大統領は、平均年齢88歳の元慰安婦の方たちが生きている間に、問題が解決されることを望むという韓国側の要望を伝えた。私は大統領のその心情に対し同意見であるということを述べた。それは当然のことだ。生きている間にできることなら解決したいと話した。そのことについて日本の一部新聞では、私が全て韓国の言いなりになったと書いているが、ばかばかしい話しだ」

――日本政府は法律的には解決済みという立場だが。

「法律的解釈とは別に、現に少女像があちこちに飾られたり、首脳会談も開かれなかったりという問題が両国間に存在する以上、法律的解釈ばかり唱えていて問題が解決するということはない」

――慰安婦問題の解決策は。

「政府間同士で話しがつかない場合は学者同士で話しをさせるとか、政治家も加わって話しをしなければいけない。知恵を出さなければならない。『できません、できません』と突っ張っていたら、88歳の方たちがお亡くなりになってしまう。だから今の問題ある状況を早く解決するべきだ。朴大統領が話したことにその通りだと申し上げたのは当たり前のことで、そう言わない政治家がいたらおかしい」

――両国関係の改善に向けた安倍首相の「政治決断」が必要としたが。

「まず日韓首脳会談をやれるようにする。日本の総理だけではなく、韓国の大統領にも求めることは当然だ。両方の決断が必要だと思う」

――安倍首相が発表する予定の「戦後70年談話」で、植民地支配と侵略について「痛切な反省」と「心からのおわび」などの言葉は重要と思うか。

「専門家が15人ほど選ばれて、今後に関する協議をするため、その協議の結果を待てばいいと思う」

――こうした言葉が含まれるべきだと思うか。

「常識的に考えれば以前から議題となっている、そういった表現が継続されるというのは当たり前のことだ」

――政治家として日韓国交正常化の50年間を見てきたが、今後のさらなる跳躍のために両国の国民にはどんなことが必要だと思うか。

「まず相手の国の立場を理解し、尊敬の念を持って交渉と交流に当たるということが大事と思うが、ようやくそういう気運になろうとしている。昨年6月に日本からNHK交響楽団が韓国の招きに応じて訪韓した。その時も私は300人の同志と共に参加した。演奏会が行われた韓国の芸術の殿堂は、超満員でアンコールの拍手が鳴り止まなかった。翌日の韓国の新聞には日韓の壁が一時なくなったとの表現まで出ていたが、そういうすばらしいことが起こった。このことが、今回の1400人の訪韓団というのが結成される布石となった。互いにいいこと、楽しいことを重ねて両国の繁栄、発展につなげていきたい」

――首脳会談開催の見通しは。

「今、何をしなければいけないかを韓国の大統領も日本の首相も感じているはずだ。6月22日以前に行えれば、本当に良かったなと言えると思う。しかし何らかの条件でそれが実現できなくても、そう遠くない日に実現されることが間違いないと確信を持っている」

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