25歳泥酔女が警官の顔面にハイキック /ソウル

 今月11日午前4時48分ごろ、会社員の女(25)はソウル市広津区の華陽小学校近くで酒を飲んで帰宅する途中、112番(日本の110番に相当)に電話をかけ「怖い。東大門にある家まで連れていってくれ」と訴えた。警察は直ちに現場に出動し、酒に酔った女をパトカーの後部座席に乗せた。パトカーが30-40メートルほど進んだところで、誰かと電話で話していた女が突然「何で私を監禁するの! 下ろして!」と悲鳴を上げた。助手席に座っていた警長(巡査部長に相当)が女の状態を観察するため後部座席に顔を向けた瞬間、女は警長の顔面を蹴った。高さ9センチのハイヒールのかかと部分が警長の眼の下に刺さったため、運転していた警衛(警部に相当)はパトカーを降り、近くを通りがかった人に要請して119番に通報した。警長は鼻の骨が折れ、涙腺を損傷した状態で、病院に搬送され手術を受けた。女は警察の調べに対し「拉致されたと誤解した」と供述したが、ソウル東部地裁は12日、特殊公務執行妨害致傷容疑で女に対する逮捕状を発行した。

オ・ロラ記者
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