韓国国連大使「日本の常任理事国入り、可能性は極めて低い」

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 韓国のオ・ジュン国連大使は22日、日本の国連安全保障理事会(安保理)常任理事国入りの可能性は低いとの見解を表明した。

 オ大使はこの日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」の電話取材で、日本の国連安保理常任理事国入りの可能性を問う質問に対し「現実的にそのような可能性は極めて低いと思う」と答えた。

 オ大使はさらに「国連という機関は第2次大戦の結果として誕生したものであり、いわば戦勝国が作った組織だ。終戦から70年がたつ現時点で、さらに常任理事国を増やすのは、特定の国に特権を与えることになる。現在の国連のムードでは、そのような主張が受け入れられるのは困難だと思う」と語った。

 その上で「米国や英国、フランスなどの国々が、常任理事国入りを望んでいる国々に対し「当該国は(常任理事国になる)相応の資格を有している」と表現しているが、これはそれらの国々に対するリップサービスにすぎない。国連として、常任理事国を増やすことに賛成しているわけではない」と説明した。

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