サムスン電子の営業益「V字回復」 市場予想も上回る

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は7日、7~9月期の本業のもうけを示す営業利益は7兆3000億ウォン(約7530億円)で、前期比5.8%増加する見込みだと発表した。業績不振が鮮明となった昨年7~9月期に比べると79.8%伸びた。

 市場予想も大きく上回った。金融情報を提供するエフエヌガイドが集計した証券22社の平均予想は6兆5865億ウォンだった。

 サムスン電子の営業利益は昨年7~9月期に4兆600億ウォンとほぼ3年ぶりに5兆ウォンを割り込んだが、翌10~12月期は5兆ウォン台に持ち直し、今年1~3月期が5兆ウォン台後半、4~6月期が6兆9000億ウォンと回復傾向にある。

 また、7~9月期の売上高は51兆ウォンで、前期比5.1%増、前年同期比7.5%増と集計された。50兆ウォン突破は昨年10~12月期(52兆7300億ウォン)以来、3四半期ぶり。

 事業部門別にみると、半導体と小型有機ELが好調だった。

 低・中価格帯のスマートフォンに小型有機ELを搭載するメーカーが増え、この部門で世界首位のサムスン電子の業績も好転したと分析される。

 半導体も引き続き好調だ。DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の価格は下落傾向だが、サムスン電子は微細化技術で優位に立っており、システムLSI事業部の業績も好転した。

 テレビと生活家電は、景気が低迷する中でも比較的な堅調な業績を上げた。

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