朴大統領 メキシコ大統領とFTA交渉再開で一致

【クアラルンプール聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領はフィリピン・マニラで18日から2日間の日程で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の期間中にメキシコのペニャニエト大統領と会談し、約7年間中断している両国の自由貿易協定(FTA)交渉の再開について協議した。韓国の青瓦台(大統領府)が20日明らかにした。

 両国のFTA交渉は2007年1月に交渉が始まったが、市場開放の範囲に対する立場の相違により08年6月から中断されている。両国首脳が再開について議論したことから、交渉に弾みがつくのか注目される。

 青瓦台によるとペニャニエト大統領は朴大統領のFTA交渉再開要請に対し、「環太平洋連携協定(TPP)が妥結したことにより、メキシコが両国FTAを推進する余力ができた」と答えた。

 安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官は会見で「メキシコ大統領が韓国とメキシコのFTA推進に肯定的な立場を表明したことにより、FTA交渉再開を緊密に協議していくことにした」と話した。

 一方、朴大統領はAPEC首脳会議期間中、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席とも会談し、両国FTA発効のためのベトナム側の協力を要請した。

 これに対しサン氏は「われわれは批准を完了した状態であり、韓国の準備ができればいつでもベトナムはFTA発効が可能だ」と話したという。

 青瓦台がサン氏の発言を伝えたのは、韓中FTAなど国会で審議中の各国とのFTAの批准案の処理をめぐり、国会を圧迫する狙いがあるものとみられる。安秘書官はベトナムとのFTAの批准同意案について、「われわれの年内批准が何より重要な状況」と強調した。

 朴大統領は20日、フィリピン・マニラからマレーシア・クアラルンプールに移動。21~22日に同地で開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)首脳会議、東アジアサミット(EAS)、韓国・ASEAN首脳会議などに臨む。

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