野球:サムスン、賭博疑惑の林昌勇を放出

 海外で違法な賭博にかかわった疑いで捜査を受けた韓国プロ野球サムスン・ライオンズの投手・林昌勇(イム・チャンヨン、39)が球団から放出された。

 韓国野球委員会(KBO)は30日、2016年の各球団の契約更新対象選手551人を公開したが、林昌勇はこのリストから外れた。同選手は今年10月のテレビ朝鮮などの報道で疑惑が取りざたされた。同じチームの投手・安志晩(アン・ジマン)、尹盛桓(ユン・ソンファン)と共に今年1月にマカオで海外に行き賭博をしたというものだった。この3人は結局、韓国シリーズに出場しなかった。

 林昌勇は24日、ソウル地検に出頭して事情聴取を受けた。数億ウォン(1億ウォン=約1000万円)台の賭博容疑は否認し、数千万ウォン(約100万円)台の賭博のみ認めているという。林昌勇は現在、他球団と契約可能な状況にあるが、嫌疑がないことが立証されるまで、新たな所属球団を探すのは難しいと思われる。安志晩と尹盛桓は今もサムスンの選手リストに含まれている。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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