タレントのイ・チャンミョン、飲酒運転容疑で書類送検

警察、「ウィドマーク計算法」で血中アルコール濃度を推定

タレントのイ・チャンミョン、飲酒運転容疑で書類送検

 ソウル永登浦警察署は、雨の中で車を運転していて交通事故を起こし、行方をくらましていたお笑いタレントのイ・チャンミョン容疑者(47)を、飲酒運転容疑で書類送検した、と28日発表した。警察が「ウィドマーク計算法」で算出したイ容疑者の事故当時の血中アルコール濃度は、免許取り消しの基準となる0.16%に達していたという。ウィドマーク計算法とは、飲酒運転により事故を起こした後、長時間が経過し体からアルコールが抜けた運転者について、運転していた当時の血中アルコール濃度を推定する計算法だ。飲んだ酒の量やアルコール度数、1時間当たりの血中アルコール濃度の減少量などを基に算出する。

 警察によると、イ容疑者は今月20日午後6時30分ごろから、ソウル市永登浦区汝矣島の飲食店で知人5人と会食した。イ容疑者がいたテーブルには、アルコール度数41度の中国酒の瓶6本と生ビールなどがあった。イ容疑者は会食が終わった直後の10時57分ごろ、携帯電話で運転代行業者を呼んだ後、自らスポーツタイプ多目的車(SUV)を運転して汝矣島純福音教会方面に移動した。約12分後「運転代行業者の運転手がいない」との連絡を受け、自ら運転して帰宅しようとし、汝矣島聖母病院前の交差点で信号機に衝突する事故を起こして、直後に現場を離れた。

 イ容疑者は行方をくらましてから20時間後、警察に出頭し「飲酒運転はしていない」と主張した。だが警察は、注文した酒の内訳が書かれた飲食店の計算書や、運転代行業者との通話記録、事故当時の監視カメラの映像などを根拠に、イ容疑者が飲酒運転をしていたものとみている。

イ・テドン記者
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