韓国に生息のコウモリ、ふんからMERS類似のウイルス

 韓国国内に生息するコウモリのふんから、MERS(中東呼吸器症候群)ウイルスに類似したウイルスが検出された。

 韓国生命工学研究院ウイルス感染制御研究センターが、昨年7月から12月にかけて韓国国内のコウモリの生息地11カ所で採取したコウモリのふん49点を分析した結果、消化器・呼吸器の疾患を引き起こすコロナウイルスやロタウイルスなどが検出された。これらのウイルスは、SARS(重症急性呼吸器症候群)・MERSを引き起こすウイルスと77-89%の類似性がある、というのが研究陣の説明だ。

チョン・ギョンファ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい