「101階建てビル、韓国高層建築の歴史を書き換えたい」

ポスコ建設の101階建てビル現場責任者

「101階建てビル、韓国高層建築の歴史を書き換えたい」

 釜山市海雲台区で101階建て高層ビルを含む「海雲台観光リゾート」(通称LCT)を建設しているポスコ建設のパク・ヒド現場事務所長=写真=がインタビューに応じ、「韓国の超高層ビル建築の歴史を書き換えたいという気持ちで最善を尽くしている」と話した。

-101階建てビルの建設は韓国初だ。摩天楼を建てるには高難度、最先端の技術が必要になるのではないか。

 「ポスコ建設は韓国で超高層ビルの施工経験が尤も多く、最高の鋼材関連技術を持つ。仁川・松島の東北アジア貿易センター(305メートル)など高さ200メートルを超える50階以上のビルの施工実績が8件ある。耐風耐震構造計画、防災システムなど超高層分野での特許が86件、新技術が5件あり、韓国建設業界で最多の技術開発実績がある」

-LCTに採用される重要技術は?

 「最大風速秒速70メートル、震度7にも耐えられるように最大で厚さ1.5メートルのコア壁材とタワー棟の階の間に『アウトリガー・ベルトウォール』(建物の横からの力に対する抵抗を強化するための構造)システムを採用する。また、ポスコが開発した超高強度鋼材を使い、構造的な安全性を確保した。海辺に建てられる特性を考慮し、塩分による腐食を防ぐため、最適の外壁素材と新概念の鋼材腐食防止工法を導入した」

-完成までにどんなことを重視するか。

 「工事の品質は基本で、安全が最重要と考えている。LCTの完成に向け、韓国で最多の分野別専門人材事業団を構成して努力している。LCTを完成させ、韓国のランドマークという自負を世界にとどろかせたい」

キム・ギョンピル記者
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