3日（現地時間）、ブラジル・リオデジャネイロのエアフォース・クラブで行われた韓国とイタリアの女子バレーボール親善試合では、キム・ヨンギョン（28）＝フェネルバフチェ・ユニバーサル＝の鋭いスパイクを見ることができなかった。イ・ジョンチョル監督は「1日にイタリアと親善試合をしてから選手村に移動するのに交通渋滞に巻き込まれ、2時間もかかった。身長192センチのキム・ヨンギョンはバスの中で窮屈な姿勢のまま長時間座っていて、腰に負担がかかった」と説明した。

　キム・ヨンギョンは同日、選手たちの腰をかるくたたいて励ましたり、大声ではっぱをかけたりする「応援団長」役を務めた。韓国はエースのキム・ヨンギョンが不在でもイタリアと2－2で引き分けた（第5セットは両チームの合意により行われなかった）。キム・ヨンギョンは「きょうは無理をせず、出場しなかった。日本戦の出場には問題ない」と語った。

　女子バレーボールの韓日戦は、今回のリオ五輪女子球技で最初のビッグマッチだ。韓国にとってはゴールデンタイムの土曜日（6日）夜9時30分に始まる。韓日バレーボール界を代表するスターであり、両チームのキャプテンであるキム・ヨンギョンと木村沙織（29）が再び「運命の対決」を繰り広げる。

　木村は飛び抜けた実力、スレンダー・ボディ、キュートなルックスを持ち、日本のバレーボール専門誌「月刊バレーボール」の表紙モデル（集合写真を含む）を14カ月連続で飾るほど国民的な人気を誇るスターだ。2010年にはサッカーの元韓国代表・朴智星（パク・チソン）と熱愛のうわさが流れたこともあった。