「ザー・マッコリギャラリー」、東京でマッコリ関係者やソムリエ講座イベントを実施

　韓国農林畜産食品部（日本では農水省に当たる）の公式社団法人である韓国マッコリ協会（会長　朴ソンギ）が東京新大久保で運営するマッコリ・ポップアップ・ストアー「ザー・マッコリギャラリー（The makgeolli Gallery）」は先月23日、ワイン専門家また利き酒師およびレストラン関係者及び韓国旅行マニアーを中心にマッコリソムリエ講座及び試飲会を行った。ザー・マッコリギャラリーは日本の消費者に韓国全域にわたる地マッコリの味を披露する場所で、今年の4月にオープンした。最近は月3000人程度が訪問するなど、地域での認知度も高めている。

　今回のイベントはザー・マッコリギャラリーが主管したイベントで、約30人程度の関係者を招待、約3時間にかけてセミナー及び試飲会が行われた。今回講師を担当したのは日本人初の韓国伝統酒ソムリエ村岡ゆかり氏。村岡ゆかり氏は社団法人マッコリ協会が主催する名誉マッコリソムリエ過程を修了し、2014年度には韓国伝統酒ソムリエ大会で優秀な成績で受賞した。現在は韓国仁寺洞にある伝統酒ギャラリーにて室長として勤務している。今回登場したマッコリとしては、五味子マッコリ、海南の海倉マッコリ、ソウル生生マッコリ、包川市の一洞マッコリ、にっこりマッコリ、キウィマッコリ、ザクロマッコリ、バナナマッコリ、桃マッコリなどである。

　全体的な内容はマッコリソムリエである村岡ゆかり氏がそれぞれのマッコリがもっている特徴や味を説明し、その後試飲会が行われた。試飲が終わってからは多彩な韓国料理やマッコリと相性の良い料理を考える時間もあった。現在ザー・マッコリギャラリーで勤務しているマッコリソムリエ小野あやこ氏は数年前に日本でマッコリがかなり流行ったことはありますが、まだまだ日本にマッコリを知らない消費者は依然として多いということで、新大久保にあるザー・マッコリギャラリーを通して、多様な韓国地域マッコリ文化を広げていきたいと話した。

◆ザーマッコリギャラリー　：東京都新宿区百人町2-1-2 K-PLAZA2 チョンガネ１F
◆試飲時間：午前12時から午後6時まで
◆休日：連中無休
◆試飲費用：無料