独モンブラン文化財団理事長「韓国美術界は豊かで多彩」

【ソウル聯合ニュース】「財団を設立し資金を提供しているからといってモンブラン国際文化賞がもらえるわけではありません。一時的ではなく継続して芸術を支援する人、模範になるライフスタイルを実践する人がこの賞を受賞するのです」――。

 独筆記具・宝飾ブランドのモンブランが設立したモンブラン文化財団の共同理事長を務めるサム・バルダウィル氏とティル・フェルラス氏が22日、モンブラン国際文化賞の授賞式後に聯合ニュースのインタビューに応じ、賞について説明した。

 同財団は今年の同賞受賞者の1人に韓国・松隱文化財団の劉相徳(ユ・サンドク)理事長を選び、両氏は授賞のためこのほど来韓した。

 エネルギー専門企業、サムタンの会長でもある劉氏は韓国で12人目の受賞者になった。

 これまで同賞を受賞した人の大部分が企業トップであるという指摘について両氏は、「誰かが文化芸術を支援するよう取り組むことが重要だ。(劉氏は)自身の時間と努力を割いて(文化芸術を支援する)ロールモデルになるような仕事をしている」と強調した。

 両氏は今後、財団の支援対象や範囲を拡大していく考えを明らかにした。

 このため、より多くの国で若手アーティストを支援していくとしながら「当然、韓国のアーティストも念頭に置いている」と説明した。

 両氏は2014年に韓国・光州市立美術館で中東現代美術特別展を開催したのに続き、今年1月には釜山市立美術館でビデオアート企画展を開催するなど、韓国美術界とも縁が深い。

 最近世界の美術界で注目を集める単色画(モノクローム)にいち早く関心を持ち、米国で単色画展を企画するなど韓国の単色画を世界に広めた。

 両氏は「韓国美術界ほど豊かで多彩なところはない。韓国美術界は米ニューヨークやフランス・パリにも劣らない」と話した。

 韓国のアーティストへの助言を尋ねると両氏は、「人々は単純にニューヨークやパリがアートの中心だと考えているが、ニューヨークやパリも韓国やメキシコ、レバノンのようなほかの国から学ぶべき点は多い。ニューヨークやパリに行くことがアートの中心にいるということではないと考えることも重要だ」と語った。

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