韓国の化粧品後発メーカー 受託製造事業に注力

【ソウル聯合ニュース】韓国ブランドの化粧品が世界的に人気を集めていることから、韓国の後発メーカーが海外進出を狙い、化粧品のOEM(相手先ブランドによる生産)、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)事業に乗り出している。韓国国内はアモーレパシフィックとLG生活健康の2強体制となっており、後発企業は自社ブランドの立ち上げや広告宣伝を必要としない、製造に特化した事業で突破口を開きたい考えだ。

 馬油クリームがヒットし昨年売上高を大きく伸ばしたクレアスコリアは、京畿道金浦市に設立した子会社コスナインの工場で、自社製品の製造にとどまらず受託製造を始める予定だ。コスナインは韓国だけでなく中国をはじめとする海外顧客の確保に動いている。

 TONYMOLY(トニーモリー)は子会社メガコスを通じOEM、ODM事業を手掛ける。来年完成をめどに、中国・浙江省に年産能力5億個の専門工場を建設中だ。ここで製品の企画から生産、流通までを請け負う。

 小売大手、新世界グループ傘下の新世界インターナショナルは昨年末にイタリア化粧品メーカーのインターコスと折半出資で合弁法人を設立し、京畿道烏山市に工場を建設している。来年初めにも操業を開始し、海外化粧品会社のスキンケア、メークアップ化粧品を生産する予定だ。

 コリアナ化粧品は系列会社のビオコスを通じ、アジアを中心にOEM、ODM事業の拡張を図る。今年初めには中国に現地法人の工場を建設した。

 韓国のOEM、ODM市場は、コスマックスと韓国コルマーの先頭グループに続きコスメッカやコスオンが第2グループを形成し、後発企業がこれを追っている。

 これら中小、新興企業がOEM、ODMに乗り出す背景には、韓流ブームに伴い韓国ブランドの化粧品の人気が広がり、化粧品の技術力に対する信頼度が高まっていることがある。ブランドパワーやマーケティングコストによる参入障壁も比較的低い。

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