知的財産権貿易収支 4~6月期は赤字幅が縮小=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が22日に発表した4~6月期の知的財産権貿易収支(速報値)によると、知的財産を使って海外から得た収入から海外への支払い分を差し引いた収支は1億6370万ドル(約181億円)の赤字だった。

 知的財産権貿易収支は、特許、実用新案権、商標およびフランチャイズ権、産業財産権、著作権など全ての類型での知的財産権の国際取引の現況を総合的、体系的に示す。

 4~6月期の赤字額は前年同期の5億8460万ドルに比べ72.0%減少した。統計を取り始めた2010年以降、4~6月期としては最も少ない。四半期ベースでも昨年7~9月期(1億6210万ドル)に次ぐ少なさだ。韓国は知的財産権の国際取引で慢性的な赤字国だが、技術発展などに伴い赤字幅は縮小傾向にある。

 類型別では、研究開発(R&D)およびソフトウエアの著作権取引で2億3630万ドルの黒字となった。韓流の影響を大きく受ける文化芸術著作権は3400万ドルの黒字だった。黒字計上は初めて。意匠権も2730万ドルの黒字に転じた。1~3月期は1550万ドルの赤字だった。

 特許および実用新案権は3億280万ドルの赤字。商標およびフランチャイズ権も1億4290万ドルの赤字だった。

 取引相手国別では、ベトナムとの取引で4億5930万ドルの黒字を記録し、黒字額が最も大きかった。中国との取引は3億6380万ドルの黒字だった。

 韓国銀行は、韓国企業の海外工場が中国からベトナムに移転したことで、ベトナムに設立した法人から得る特許収入が多いと説明した。

 一方、米国、ドイツ、日本との取引ではそれぞれ8億2430万ドル、1億1750万ドル、7570万ドルの赤字だった。

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