7~9月期GDP 0.6%増にとどまる=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が2日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP、暫定)は前期比0.6%増加した。10月下旬に発表した速報値(0.7%増)から0.1ポイント下方修正された。前期(0.8%増)に比べると0.2ポイント低い。

 昨年10~12月期(0.7%増)から4四半期連続で0%台にとどまった。昨年7~9月期(1.2%増)を除くと、2014年4~6月期(0.6%増)から0%台が続いている。低成長が長引く可能性が一段と高まった。

 また、前年同期比の成長率も2.6%と、前期(3.3%増)を大きく下回った。

 7~9月期が低調だったのは、個別消費税の引き下げ措置が終了し消費増加の勢いが鈍化したのに加え、自動車業界のストライキ、サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産・販売打ち切りなどが響いたため。

 民間消費の増加率は前期の1.0%から0.5%に縮小した。一方で政府消費は政府の補正予算の執行などにより0.1%から1.4%に拡大した。

 経済活動(産業)別にみると、製造業が前期の1.2%増から0.9%のマイナスに転落した。リーマン・ショック直後の2009年1~3月期(2.5%減)以来、7年半ぶりの低水準となる。ギャラクシーノート7の生産・販売打ち切りと現代自動車をはじめとする自動車業界のストによる電気・電子機器、輸送機械業種への打撃が大きかった。

 一方、7~9月期の実質国民総所得(GNI)は前期比0.4%減少し、リーマン・ショック後では初の2四半期連続マイナスとなった。輸出品の値下がり幅が輸入品より大きく、交易条件が悪化したのが原因となった。

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