鉄道スト賠償訴訟、KORAILが一部勝訴

 ソウル西部地裁は1日、韓国鉄道公社(KORAIL)が2009年にストライキを決行した全国鉄道労働組合(鉄道労組)に損害賠償を求めた訴訟で、労組側が5億9600万ウォン(約5800万円)の支払うことを命じる原告一部勝訴の判決を言い渡した。

 鉄道労組は09年、政府が「公共機関先進化計画」に従い、KORAILの職員約5100人を段階的に削減する計画を進めたことに抗議し、政策撤回を求め、9月から12月までの間に3回のストライキを決行した。KORAILは不法ストライキで旅客と貨物の輸送に損失が生じたとして、鉄道労組などに70億3000万ウォンの損害賠償を求めて提訴した。

 ソウル西部地裁は「労組によるストは公共機関先進化政策反対など構造調整実施そのものを阻止することが主な目的で、目的の正当性を欠く不法ストライキに該当する」と指摘した。

 今回の判決は鉄道労組のストに関する他の訴訟にも影響を与える見通しだ。鉄道労組は成果年俸制導入などに反対し、今年9月27日からストに突入し、最長記録を更新している。KORAILは労組幹部を相手取り、403億ウォンの損害賠償を求め、ソウル中央地裁に提訴した状況だ。

チュ・ヒヨン記者
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