国政介入:李在鎔サムスン電子副会長、特別検事が召喚

 検事出身の朴英洙(パク・ヨンス)弁護士が率いる特別検事チームは12日午前、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長に贈賄の疑いで容疑者として出頭を求め取り調べる。特別検事チームはまた、国会国政調査特別委員会に対し、李副会長を聴聞会での偽証容疑で告発するよう要請した。

 特別検事チームはこれまで、サムスンが2015年10月から昨年1月にかけ、ミル財団、Kスポーツ財団に計204億ウォン(約19億9000万円)を拠出し、15年9-10月に崔順実(チェ・スンシル)氏親子がドイツに設立したコレスポーツなどに80億ウォンを支援したのは、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領がサムスン物産と第一毛織の合併などを支援した見返りだったとみて捜査を進めてきた。

 特別検事チームの捜査方針は、サムスンが朴大統領、安鍾範(アン・ジョンボム)元政策調整首席秘書官らの強要で「やむなく払ったカネ」だと判断した検察の捜査内容とは異なるものだ。李副会長は2カ月前、検察で参考人として事情聴取を受けている。

 李副会長は14年9月、15年7月、16年2月に朴大統領と単独で会見した。特別検事チームは朴大統領が李副会長に崔氏への支援、ミル・Kスポーツ財団への資金拠出を依頼すると同時に、李副会長の経営権継承を支援するよう、安元秘書官に指示したとみている。

 李圭哲(イ・ギュチョル)特別検事補は「李副会長を調べた後、サムスン関係者を一括して司法処理する」と述べた。これに先立ち、特別検事チームはサムスン未来戦略の崔志成(チェ・ジソン)室長(副会長)、張忠基(チャン・チュンギ)次長を取り調べた。李特別検事補は李副会長の逮捕状を請求するかどうかについて、「あらゆる可能性は開かれている」と述べた。

 サムスン側は「拠出金と崔氏に対する支援は、朴大統領の強要によるものでああって、決して賄賂ではない」と主張してきた。サムスン関係者は「李副会長は特別検事による捜査に誠実に協力する。調べを通じて誤解が解消することを願っている」と語った。

崔宰薫(チェ・ジェフン)記者
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