ブラックリストに作家の韓江さんも 朴大統領が祝電を拒否

【ソウル聯合ニュース】韓国政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官チームが、朴政権に批判的な文化・芸能界関係者を公的な支援から外す目的で作成されたとみられる文化・芸能界のブラックリストに対する捜査を拡大している。昨年、小説「菜食主義者」で英文学賞のブッカー国際賞を韓国人で初受賞した女性作家、韓江(ハン・ガン)さんもブラックリストに含まれており、朴大統領が韓さんへの祝電を拒否していたことが12日、分かった。

 特別検察官チームによると、同チームは文化体育観光部の関係者から、ブッカー国際賞を受賞した韓さんに祝電を送るよう同部が朴大統領に要請したところ、朴大統領が拒否したという証言を確保した。

 韓さんは1980年の光州民主化運動を取り上げた作品「少年が来る」を執筆してブラックリストに載せられたとされる。朴大統領はブラックリストに名前がある作家という理由で、韓さんへの祝電を拒否したとみられる。

 一方、特別検察官チームは12日未明、文化芸能界のブラックリストの作成や管理に関与したとして、前文化体育観光部長官の金鍾徳(キム・ジョンドク)容疑者(59)ら3人を職権乱用などの疑いで逮捕した。同氏は2014年8月~昨年9月の長官在任中、ブラックリストを管理していた疑いがもたれている。

 特別検察官チームはブラックリストの作成・管理が韓国の基本理念である自由民主主義に反する重大犯罪とみて、全容解明を急いでいる。作成を指示した人物に関する捜査を本格化する。

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