大韓体育会 アパホテルに「適切な措置要請」する書簡発送

【ソウル聯合ニュース】アパホテルが客室に旧日本軍慰安婦の強制動員や南京事件を否定する内容の書籍を置いていることをめぐり、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は25日、来月の冬季アジア札幌大会に出場する韓国選手100人以上が札幌市内の同ホテルに宿泊する予定になっていることから、適切な措置を取るよう求める書簡を大会の組織委員会に送った。

 体育会の関係者は「先週、関連した措置について組織委に電話で問い合わせた」とし、「今日、我々の立場を示した書簡を送った」と話した。

 書簡には「スポーツを通した国際交流という大会の趣旨にそぐわない書籍が選手団の宿泊先に置かれている点に憂慮を示し、大会を成功させるために組織委員会が適切な措置を取ること」を要求する内容を記したという。

 同関係者は「選手団の宿泊先を決める権限は組織委にあるので、我々がホテルを変えてくれと要求するのは簡単ではない」と述べ、「まず今回の書簡に対する組織委の回答が来たら、それによって対応策を検討したい」と説明した。

 別の関係者は「書籍を撤去するか、別のホテルに変更する方法がある」とし、「組織委からどちらも難しいとの回答があった場合にどう対応するかもう少し検討が必要だ」と述べた。

 札幌の同ホテルには韓国をはじめ、大会に参加する選手約2000人が宿泊する予定だ。

 しかし客室にアパグループの元谷外志雄代表が書いた慰安婦の強制動員と南京大虐殺を否定する内容の書籍が置かれており、国際的に物議をかもしている。

 このホテルは日本のメディアの取材に「組織委から依頼があったとしても、書籍を客室から撤去する計画はない」と説明した。

 冬季アジア札幌大会は2月19日から1週間の日程で開かれる。

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