フィギュア:羽生結弦の初来韓に韓中日ファンら大歓声=四大陸選手権

羽生VSチェン、勝敗決める4回転ジャンプ

 14日昼12時20分、「銀盤の皇帝」と言われる羽生結弦(22)=日本=が登場すると、江陵アイスアリーナが揺れ動いたような感じがした。彼を一目見ようと早朝からリンクを訪れた韓中日3カ国のファン約200人が一斉に「羽生、羽生」と叫んだからだ。羽生が観客席に近づくと、機関銃のように立て続けにカメラのシャッター音がリンクに響いた。

 羽生が韓国に来たのは今回が初めてだ。16日から4日間にわたり開催される国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート四大陸選手権出場のためだ。来年開かれる平昌冬季五輪のテストイベントを兼ねて開催される今回の大会には、欧州を除く世界フィギュア界のスターたちがこぞって出場するが、中でも最も関心を集めているのは断然、羽生だ。ソチ五輪の男子シングルで金メダルを手にした羽生は、平昌で五輪2連覇に挑む。

 約40分間の練習を終えて出てきた羽生は「氷の質と設備が素晴らしいです。五輪の競技場に来られて幸せです。平昌で優勝する確信が生まれました」と言った。「韓国にも多くのファンがいます」という報道陣の言葉に、羽生は慣れない韓国語で「こんにちは。私は結弦です。応援ありがとうございます」と答えた。

 羽生はこの日、ショートプログラムのジャンプの練習に集中した。自身の得意技である4回転ループやトリプルアクセルなどを合わせて20回ほどを飛んだ。4回転サルコウの着地に失敗して尻もちをついた後は、同じジャンプだけ5-6回繰り返すほどの情熱を見せた。

 専門家らは「今回の大会は『4回転ジャンプ戦争』になる」と予想している。フィギュア王座を狙う挑戦者の中でも特に「ジャンプ・マシーン」と言われるネイサン・チェン(17)=米国=の台頭が顕著だ。ネイサン・チェンも14日に韓国に到着、大会準備に入った。チェンは今年1月に行われた全米選手権で公式大会としては初めて4回転ジャンプを7回(ショートプログラム2回、フリー5回)も成功させた。国内大会なのでISU公認ではないが、チェンの得点(318.47点)は、羽生の世界記録(330.43点)に次いで歴代2位となる高得点だった。

江陵=イ・スンフン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース