金正男殺害:2人目の逮捕者はインドネシア旅券所持の女

金正男殺害:2人目の逮捕者はインドネシア旅券所持の女

 13日にマレーシア・クアラルンプール空港で起きた金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺事件を捜査しているマレーシア警察は16日未明、新たに共犯とみられる20代のインドネシアの旅券を所持した女を逮捕した。前日逮捕したベトナムの旅券を所持した女に続き、逮捕者は2人となった。

 マレーシア警察によると、2人目の女は前日逮捕されたベトナム旅券所持の女と共に空港の監視カメラに映っていた。所持していた旅券によれば、氏名はシティ・アイシャで、1992年にジャワ島のセランで生まれたことになっている。逮捕当時は1人でいたというが、逮捕場所は明らかにされていない。

 警察は15日、この女性の交際相手で自営業者のマレーシア人男性(26)から事情を聴き、それに基づき、女を逮捕した。当初男性は3人目の容疑者と報じられたが、警察は参考人だと説明した。警察は逃走した男4人についても追跡している。

 暗殺に関与した主な容疑者2人がそれぞれベトナム、インドネシアの旅券を所持していたことが明らかになり、現地メディアは今回の事件が殺人を依頼された東南アジアの暗殺グループによる犯行ではないかとの見方を示した。

 現地華字紙「東方日報」は、高官筋の話として、「逮捕された女2人と逃走中の男4人はいずれも特定国の情報機関に所属している要員ではなく、殺人の依頼を受けた暗殺グループだ」と伝えた。グループは専門的な暗殺訓練を受けていた可能性が高いが、普段は一般人のように生活し、指令を受けると集まり、任務を遂行するもので、今回の暗殺を実行するために個別のメンバーが一時的に集まったとの見方だ。これは北朝鮮が直接工作員を送らずに、現地で請負人を雇い、金正男氏を殺害した可能性があることを示唆している。消息筋は「この種の暗殺作戦はそれを主導的に企む人物や機関がいないとうまくいかない。背後で誰が暗殺を指示したかは容疑者6人全員を逮捕しないと分からない」と語った。

クアラルンプール=チェ・ギュミン記者 , 呉允熙(オ・ユンヒ)記者
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