武装した北朝鮮の脱走兵6人 中国を逃走中

【ソウル、瀋陽聯合ニュース】2月28日夜に中朝国境地帯の北朝鮮警備部隊から6人の兵が集団脱走し、中国東北部・吉林省白山市の長白朝鮮族自治県に入っていたことが2日、複数の消息筋の話で分かった。脱走兵は銃と実弾を持っており、中国の軍と公安が行方を追っている。

 ある消息筋は「(脱走兵は)まだ中国にいるとみられる」としながらも、脱走兵による事件は起きていないと伝えた。別の消息筋は「脱走の理由は確認されていないが、指揮官の殴打や処罰が問題だった可能性があると聞いている」と話した。

 長白朝鮮族自治県では昨年7月にも武装した北朝鮮軍の脱走兵5人が現地住民に強盗を働く事件が発生し、中国の軍、警察との銃撃戦の末、2人の脱走兵が逮捕された。

 中朝国境地帯の状況に詳しい人は、「2000年代に入り北の食糧難が深刻化し、軍からの脱走が相次いでいる」と話す。特に昨年8月末の豆満江一帯の洪水被害で食糧難は厳しさを増したとの見方を示した。

 一方、韓国政府の関係者は北朝鮮軍からの武装兵の脱走について「確認されていない」と答えた。

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